
華奢なアクセサリーを作るには欠かせない細いチェーン。留め具などを繋げるにはひと手間必要です!
カシメで挟んで留める方法と広げたコマにカンを通す方法をご紹介します。
丸カンやCカンがチェーンのコマに通らなければ、どうやって留め具などをつなげるのだろうと思ったことはありますか?!
チェーンは一つ一つの「コマ」が連なって出来ていますよね。チェーンのデザインによってコマの大きさや形は様々です。
細いチェーンだと、コマを広げない限り丸カンやCカンを直接通すことはできません。
まずはチェーンのコマを広げずにカシメを使って簡単につなげる方法です。今回のようにコマがつぶれたタイプのチェーンに向いています。

チェーンはニッパーを使ってカット。

↑カシメ 1.2mm
付け方を説明します!

チェーンの端をカシメからはみ出さないように合わせます。

ヤットコを使ってヘリを片方ずつ倒したら、最後に上からグッと挟んでチェーンが動かないかを確認します。

※両端につけちゃう前にパーツを通すのを忘れずに!!
(私は通し忘れてしまい、あー!っと叫びました)

最後にCカンなどでヒキワやアジャスターをつなげたら完成です!
同じチェーンとカシメでイヤリングを作ってみました↓
コットンパール スウィングピアス(イヤリング)の作り方次はコマを広げて直接カン類を通す方法です。
今回のような張りのあるコマの固定されたチェーンは、つぶれた形のコマが密着して連なっているので一つ一つのコマがちょっとわかりにくいです。
このように潰れたコマや小さなコマにCカンや丸カンを通すには、先端のコマを目打ちで広げる必要があります。
目打ちを使うときは下にカッターマットを敷くとやりやすいです。
まずはコマのわかりにくいチェーンから説明していきます。

切断されたコマの横をよーく見ると、小さな穴が開いているのがわかります。
そこへ目打ちの先を刺してください!
目打ちの力を入れ過ぎると、コマが破損してしまうので気を付けてくださいね。

コマが広がったら、先端の切断されたコマの残骸がぽろっと取れると思います。
どうしてもわからない場合、適当なところを一度目打ちで広げてみると、どんな風にコマが連なっているのかよく理解できると思います!
次にコマが開いているタイプの細いチェーンは、楕円形のコマを少し丸くすることで、Cカンが通るようになります。

力加減を調節しながら広げます。
本当に細いチェーンの場合コマを広げても、使えるCカンや丸カンの線径は0.45~0.5mmです。カンの切れ目にはバリがついていることが多く、引っかかりやすいのでヤットコなどで挟んで取り除いてから通してみてください。