
面倒ですが、ばり取りをしないとテグスが通らず、見た目が悪いです!
樹脂パールは安くて手軽に使えるのですが、この「ばり取り」がなかなか大変です。
冒頭の画像にあるように、
樹脂パールはワイヤーにまとめて通してあります。そのため、パールの塗料がワイヤーにまで付いてしまっていて、ばらしてもパールの穴がその余った塗料でほとんど埋まってしまっているのが「ばり」です。
大きめのパールはこれから説明するように、目打ちでばりをパールの穴に戻すような感じで刺せば、何とかなります。
しかし、2~3mmほどのパールは目打ちだと、かなり根気のいる作業になります!
大きめのパールは目打ちを穴に差し込む!

このように、パールの穴がほとんど埋まっています。この状態だと、テグスや糸が通りません。

出っ張りがひどい場合にはヤットコなどで平らにしてから、

目打ちで一刺し!

ばりが中に入って、綺麗になりました!
次に、極小パールの場合です。
2、3mmの極小パールはニッパーとワイヤーを使う!
小さいパールだと、ばり取りをしている時どこかへ飛んでいってしまったり、誤って指に目打ちを刺したりと散々なのですが、この方法だと元々のワイヤーに通したまま取れます。

①元のワイヤーに通したままでばり取りをします。ワイヤーまでべったり塗料が付いています。

②ワイヤーとくっついている塗料をニッパーではさんで削り落とす。

③飛び出た部分がなくなりました。

④ワイヤーをぐるぐる回して、穴を広げる。

⑤穴がはっきりしました!
これで極小パールも散らばらずに、ばり取りが出来ます。でも、やっぱり大変です!
2016.2.24 追記↓
少し割高になりますが、チェコパールの方がばりが少ないです!私の確認した限りでは貴和製作所よりパーツクラブの方が色・サイズのバリエーションが多かったです。
樹脂パールと同様、糸やワイヤーに通して売っています。
ガラスなので少し重みが増しますが、小さいサイズでしたらそんなに気にならないと思います。