2016/11/18

「接着する」アクセサリー作りの基本テクニック② (パールの貼り付け方)


接着するパーツの選び方や、実際の接着の仕方について詳しく説明します!


接着用のパーツ選び



接着するものの形状に合わせてパーツを選びます。接着面が大きいほど丈夫にくっつけることが出来るので、その点に気を付けて選んでみてください。
一例として、いろんな種類のあるイヤリング・ピアスパーツで紹介します。



平らなものを接着するときは、平らな「丸皿」付きのパーツ

丸皿にも様々な大きさがあるので、貼り付けたいパーツの面積にあった大きさを選びます。


イヤリング金具の場合、左の2つのように皿の面積が大きくなると本体自体もひと回り大きな作りになっていることが多いです。
耳たぶの大きさとの兼ね合いもあるので私は小さいほうが好みです。



貼り付け用のパーツ、裏が平らなボタン、平たいチャームなど自由に張り付けられます。



パールなど丸いものを接着するときは、お椀型の皿付きパーツ

パールなどカーブしたパーツは接着面が不安定になりがちです。
お椀の大きさごとに、適応するパールの大きさが表示されている場合もあるのでよく確認してみてください。


パールなどは「通す用の両穴」とは別に「貼り付ける用の片穴」タイプがあります。選ぶときには片穴タイプかどうか確認してください。
また、この片穴に芯立てを差し込むことでさらに安定します。
↓写真の右側は芯立て付きのお椀皿パーツです。





その他接着剤で留めるパーツ


アクセサリー作りで接着剤を使うことは頻繁にあります!
様々な場面で使うので、下記も参考にしてみてください。


カツラ・ヒートン


スネークチェーンのようなカンを通せないチェーンを差し込んで留めることが出来る「カツラ」、パールに差し込んで簡単にカンをつけることが出来る「ヒートン」。



「カツラ」は差し込むものの大きさに合わせて、大小様々な大きさ・形のカツラがあります。



片穴のパールに接着剤でヒートンを差し込んで接着。そのままチェーンを通して、ネックレスチャームにもなります。
差し込むところがスクリューになっていてネジのように差し込むヒートンもあります。


その他、台やパーツに貼り付けるだけでいろんなアクセサリーができます。↓

貼り付けるだけで完成するパーツが豊富に売っていますので、初心者の方にもおすすめです。
太めのバングルのように面積の大きなものにはビジューやチェーンなど、いろいろ組み合わせてデコレーションできます!




接着剤の扱い方、貼り付け方


パールやビジューを接着剤で貼り付けるといっても、初めてだと綺麗に貼るにはどうしたらいいのか迷います。
意外と接着剤の乾きが早くて、焦ってつけて接着剤が金具から大量にはみ出すこともありますので、コツをご紹介したいと思います!

指輪の方は写真でパールがついている部分に好きな飾りを貼り付けられるようにお椀型の台がついていて、
丸いブローチの土台にもぐるっと一周好きなパールやビジューを貼り付けられます。




ブローチの裏はこんな感じ。

このブローチちょっと地味かと思ったのですが、程よい大きさがナチュラルで可愛らしい感じにつけられます。
貴和製作所オリジナルのジュエリーパレットシリーズというものです。


使うのはコニシのボンドコニシ ウルトラ多用途SU クリヤー 10mlヘラがついています。やはりこれがなんにでも使えて便利。

接着剤を長持ちさせるコツ
  • チューブの蓋を開けたらすぐに閉める。
  • 蓋を閉めるときに中の空気を抜いて閉める。
  • 蓋や口についた接着剤は取り除く。
  • 若干硬くなってきたチューブ口付近の接着剤は出してしまう。

あとはチャック付きの袋に入れて保存しています。
初めて買った接着剤一本目は中身が全部固まってしまいましたが、細心の注意を払えばいつまでも新品同様に使えます。


接着剤がはみ出ると、はじめのうちは透明で分かりにくいのですが、時間がたつと黄色く変色して目立ってしまうことがありますのでご注意を!



1か所だけにパールを貼り付ける指輪編



指輪の土台も貴和製作所で、パールは8mmの片穴のコットンパールです。



1か所だけに接着剤をつける場合、チューブの口からヘラの先っちょですくい取るように少量の接着剤を取ります。
取ったら手際よくチューブの蓋を閉める。そうしないと、段々チューブの中まで固まってしまいます。



そのままヘラで、はみ出さないように土台のお椀に接着剤を付けます。



あとはパールを穴が開いている面を下にして、そっと押さえてくっつけるだけです。



たくさんパールを貼り付けるブローチ編



本来、穴のない貼り付け用のパールや片穴パールを使いますが、コスト削減のため通し穴の開いているチェコパールを使用しました。
パールの大きさは4mm。



たくさんパールを貼るので、効率よくしたいと思います。また、何度もチューブの蓋を開け閉めすると、中身が固まる原因にもなります。
そこで便利なのが、中の面がツルツルしたマフィンカップです。接着剤・ヘラと一緒にチャック付き袋に入れて保管しています。



マフィンカップに適量出して、少しずつヘラですくっていきます。
すぐに表面から硬化していってしまうので、今回の場合は一度にパール6個付けられる程度の分量を出して、何セットかに分けると良いです。



パールを貼り付ける穴にヘラでまんべんなく接着剤を塗ります。



パールが小さいのでピンセットでつまむとやりやすいです。



通し穴がパールの前後に来るように貼っていくと目立たず、ぱっと見わかりません。



何セットかに分けて、徐々にパール貼っていきます。




全て貼り終えました!穴が開いているって言われなきゃわからないくらいですよね?

今回使用したチェコパールは塗装が剥がれやすいとのこと。
ガラスパールにはチェコ製やスワロフスキー製があり、どちらもガラスにパールの塗装がしてあります。スワロフスキー製のパールの方は値段は高いですが塗装がしっかりしていて長持ちするそうです。

どなたかに贈る場合は長持ちするようにパールの種類をしっかり考慮したほうが良さそうです!



終わりに

接着のコツ、接着剤の扱い方はなんとなくわかっていただけたでしょうか?!

もう一つ重要なのが、接着剤選びです!アクセサリー制作につかえる接着剤の中にも1剤で使えるタイプや2剤を混ぜ合わせるタイプ、ピンポイントで流布できるタイプなどいろいろあります。
ぜひこちらの記事も参考にしてみてください↓(^^)/
「アクセサリー作りや修理に・・・接着剤の選び方!」